私たちのCSR

私たちの活動

  • テキストを使った講座の実施
    仙台市との共催講座、仙台市のコミュニティセンター主催の講座、 塩竃市の主催講座、宮城いきいき学園の講座、町内会などが主催する出前講座、 企業が行う講座への講師派遣などをしています。
  • 無料相談日
    パソコンの操作や活用方法についての疑問や悩みについてお答えする 「無料相談日」を毎月4回開催しています。
    無料相談の詳細については無料相談ページをご参照下さい。
  • 不登校支援活動
    仙台市の不登校の児童・生徒に対する支援活動グループである 「不登校支援ネットワーク」に参加して活動しています。 今はパソコン上で短いアニメーションをつくる講座を実施しています。

これらの活動を通して、社会が豊かになり、いろんな人が暮らし易い生活環境を手に入れること、 そのお手伝いができることが私たちの願いであり生き甲斐でもあります。 これら活動をを持続的に行うことが「私たちのCSR」と考えています。

不登校支援ネットワーク活動

仙台シニアネットクラブでは、仙台市の不登校支援ネットワークに参加しています。 具体的な活動としては、仙台市内7つの杜のひろばと児遊の杜で、 不登校の児童 生徒とパソコン教室の講師をしているシニア会員とが、年2回、パソコン講習で 交流します。 講習の内容は、Word、Excel、Powerpointなどのアプリを使って絵を描いたり、 アニメーション機能で動かしたりして遊びます。

最近はパワーポイントを使い1分程度の短いアニメーションを創ります。 最初は部品の顔なら目尻、瞳、反射光の部品を作り、組み合わせて目全体を作ります。 同様に鼻、口、耳、頬、しわ、眉、頭や顔の輪郭をつくり、夫々を配置して顔を作ります。 これらの部品を組み合わせて 1体の動物を造り上げます。

次に、部品に動き(方向と時間)を付けます。部品ごとに別の動きをつけたり、 複数の部品に人るの動きをつけたりします。 蝶が飛んだり、雨が降ったり、カエルがジャンプしたり、いろんなものが動いて映像を創り出します。

宇宙旅行

ホップ・ステップ・めざせ2020

開催場所

仙台市内には不登校の児童生徒のための 仙台市教育委員会が管轄する適応指導センター「児遊の杜」があります。 その下に7つの適応指導教室「杜の広場」があります。 これらの施設が「夏のパソコン教室」、「冬のパソコン教室」の 開催場所になります。 この教室で作られた全ての作品を動画(YouTube)にまとめています。

参加者の感想

  • ある杜のひろばでは相談員さんがこのような話をしてくださいました。「最近入った女子中学生は午前中の活動には参加できないことが多いのですが、 今日はパソコン教室があるといって10時の開始時刻に間に合うように通級しました。 そして、今日はとても楽しかった。 参加して良かったと話していました。」と。
  • サポータからは、部外者の私たちに心を開き、「お絵かき」を通し 教えを乞うという場面は、 児童生徒たちにとって常ではありません。 そうした中、児童生徒たちは、喜んで、しかも進んで私たちに 尋ねてくれました。 2時間という限られた時間の中で、深い交流がありました。
  • サポートした私たちにとりましても、児童生徒の作品制作 過程の中から、 10代の子供たちの感性の豊かさと純真さを 感じ取ることができました。
  • 児童生徒たちは、「これはどうやって描くの」、「色はどこから 付けるの」と 疑問に思うことを積極的に私たちサポーターに尋ねて くれました。 杜のひろばの相談員さんからは、「ここに通う子供たちは、馴染みのない人や シニアには恥ずかしがって話し掛けるということはありません。 やはりお絵かきという共通の作業をやっているので、進んで話しかけ ているのですね。 普段の生活からは考えられない積極的な姿を 見ることが出来ました。 子供の別な一面を見ることが出来ました。」との感想をいただきました。

「福祉みやぎ」に紹介記事が載りました